CAREER VISION
DIALOGUE

キャリアビジョン
対談
若手社員
×
管理職

TALK MEMBER

T.Y.
T.Y.
プロダクションマシン事業部設計課
2019年入社
H.I.
H.I.
プロダクションマシン事業部技術部長

まずは、自己紹介をお願いします。

H.I.
H.I.現在は30名近くいるプロダクションマシン事業部・技術部の部長として、主にお客様との見積もりのやりとりや設計スタッフからあがってくる図面の確認業務を行っています。

三晶グループの三晶技研に入社し、その後当社に出向し、数年前に完全に籍を移しました。
今年で入社27年になります。
T.Y.
T.Y.私は富山大学を卒業後、入社して4年になります。

現在は、技術部設計2課でメカ設計を担当しています。
仕事の流れとしては、「ユニット設計の依頼を受ける」→「必要な要件を考慮して設計」→「確認」→「修正依頼に沿って書き直し」→「完了」となります。
ボリュームにもよりますが、ひとつの設備を、2〜4ヶ月位のスパンで進めていきます。

お客様の要望によって、いろいろな設計に携われますし、自分で考えながら進めることができるのが、この仕事の面白いところです。
同じことの繰り返しではないのが自分にはあっていると思います。

お互いの印象を教えてくださいますか。

T.Y.
T.Y.I部長は、明るくて話しやすい方です。

普段は直属の上司に相談するのですが、先日少し行き詰まった案件がありまして、I部長に相談をしたところ、親身になって話を聞いていただき、「こういう方向性でいったらどう?」と解決へと導いていただきました。
相談してよかったと思っています。
H.I.
H.I.オンオフをしっかりしていて、頭がいいと感じています。

相談をしてくるときも、ある程度自分の中で整理ができていて、最後の詰めの部分を確認しにくる感じですね。
「ニッチもサッチもいきません」ということがないですし、理解度も高いので、若いのにしっかりしているなという印象です。

「設計」はどうしても理屈を立てて説明する必要があるのですが、メカの知識もポイントを押さえてつけていますし、しっかり話もできるのがいいですね。私の入社時よりよっぽど優秀だと思います(笑)。

入社してみて仕事はいかがでしたか?

T.Y.
T.Y.新しい設計に取り組む際には、知識のない状態からスタートすることがほとんどで、毎回大なり小なり壁にぶち当たり、毎回乗り越えているので、設計力はもちろん精神的にも成長していると感じています。

もともとは計画的なタイプではなかったのですけど、仕事をする上で「いつまでに何をやらなければ」という部分の意識は鍛えられたと思っています。

「設計」は1人で完結するものとも思っていたのですが、まだまだ経験が浅いので、いろいろな人に質問したり、アドバイスをもらったりと話をする機会が多いので、コミュニケーション能力もついたと感じます。
H.I.
H.I.効率だけ考えると同じ内容の仕事は同じ人に割り振って、「この分野だけはプロ!」っていうのも一つだとは思うのですが、適材適所というか、個性にあわせて業務を配分しています。

Yくんは新しいことにも「まずは聞いて、それを噛み砕いて理解して」というのがしっかりできるタイプだと思うので、壁があるかもしれませんが、どんどん新しいことを任せていきたいと思っています。

一つのことをするのが得意というスタッフもいますし、十人十色ですが、やっていくなかで自信がついてくれば、違うジャンルのものもどんどんやってもらおうと進めていますね。

入社後の研修内容やサポート体制はどのようになっていますか?

H.I.
H.I.入社から7月までの約4ヶ月は、基本的なメカの知識をつけるためにガイドラインを読んでもらったり、2D/3DCADの操作方法・図面の書き方を覚えてもらったり、図面を見ながら実物のカバーを組み立ててもらったりしています。
8月からは、いよいよ実践に入り、3DCADで部品図を作成してもらいます。

新入社員には、入社3、4年目の先輩が教育担当について、サポートする体制をとっています。
先輩自身が入社したときに「こうしてほしかった、ここがよかった」という経験を活かしながら、教育に取り組んでもらっています。
T.Y.
T.Y.入社してから短期間でたくさんのことを覚えるのは大変だったのですが、先輩に気軽に質問にいける環境はありがたかったです。
僕はわからないことがあると、しょっちゅう質問をしに行っていました。

その他、研修期間中は、毎日16時にみんなで集まって質問タイムを行い、わからないところを共有・確認できたのはよかったと思います。
研修期間も終盤になると質問がだんだん減ってきて、質問タイムもなくなるという流れになっていました。

今年は、教える側に回り、1人の新入社員をマンツーマンで担当しているのですが、わからないことがあったら都度質問してもらって、なんでも答えるように心がけています。

これからやってみたい仕事はありますか?

T.Y.
T.Y.これまでにそれほど多くの種類のユニットに携わってはいないですし、いろいろなユニットをやることで一つ一つに気づきがあり、設備全体のことが見えてきた感じもしますので、どんどん新しいユニットにチャレンジしていきたいです。

最初は自分の担当のところで精一杯だったのですが、視野が広がっている感覚があります。
H.I.
H.I.今はとにかくいろいろな知識を増やしてもらって、「設備担当者」になっていってほしいですね。
「設備担当者」は、10人ほどの設計者の進捗の確認や図面のチェックを行い、お客様とやりとりしながら一つの設備を立ち上げる役割です。
新規の設備ですと入社6〜7年目以降のスタッフに任せ、経験を積んでいってもらっています。

最近は、オンラインでの打合せも増えて、設計者もお客さまとの打合せに同席できる環境になってきたので、実際のお客様の声や「設備担当者」の受け答えを聞いて、今後に役立ててもらいたいですし、自分のスタイルを作っていってほしいです。
談笑の様子

今後のキャリアビジョン(なりたい自分の姿)を教えてくださいますか?

T.Y.
T.Y.ゆくゆくは、経験を積まないとできない難しいユニットや当社の主要ユニットを任されるようになりたいです。

何年後かはわからないですが、「Yがいれば、この分野、この部分は大丈夫だ!」といわれるくらいに成長していきたいです!
H.I.
H.I.若いスタッフがたくさんの経験を積んで、レベルアップし、「設備担当者」になっていってほしいと思いますし、そうなれば、当社もいろいろな分野に目を向けられるようになっていくと思います。

みんなの成長をしっかりとサポートしていきたいと思います!